~ ドローンから宇宙まで ~農林水産環境分野におけるリモートセンシングデータの利活用~
10月1日、札幌コンベンションセンターにて80名程の皆様が参加して第3回ドローンサミット協賛企画【北海道航空・宇宙カンファレンス2024】が北海道航空・宇宙研究会の主催、Digital北海道研究会共催で開催されました。
基調講演には内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 参事官 吉田邦伸氏を迎え「我が国の宇宙政策の方向性について ~リモートセンシング・測位を中心に~」というテーマで講演をいただきました。
特別講演には、SPACE COTAN株式会社 事業運営グループ 黒瀬航氏がリモートで登壇され「北海道スペースポートの現状と将来」というテーマで講演されました。
後半のパネルディスカッションは「ドローンから宇宙まで農林水産環境分野におけるリモートセンシングデータの利活用」というテーマで展開し北海道大学北極域研究センターの平田貴文氏をコーディネイターに農業分野は帯広畜産大学 名誉教授 辻修氏、林業分野は海道立総合研究機構 林業試験場 の蝦名益仁氏、水産分野は株式会社グリーンライフ&イノベーション研究開発フェローの齊藤誠一氏(北海道航空・宇宙研究会会長)、環境分野は株式会社インターリージョン代表取締役CEOの 金子正美氏、そしてドローンの分野では北日本スカイテック株式会社 専務取締役 白川努氏が登壇し活発な議論が展開されました。
パネルディスカッションでは、吉田参事官から国の宇宙政策の方向性に関する説明があったことを受けて、北海道で衛星データを利用している各分野のパネリストから国の政策に対する質問や意見を述べていただき、吉田参事官からも各分野のパネリストに質問がありました。また黒瀬氏から北海道スペースポート構想の説明があったことを受けて、各分野の方からの質問や今後のコラボレーションの可能性についての議論を深めました。10月10日には、4回目の北海道SPACEサミット(https://hokkaidospaceport.com/summit/)も開催されますが、最後にドローンと宇宙分野の関連性についても議論され大変有意義なセミナーとなりました。